ワイヤレス給電を安定した製品として供給するためには、 回路設計だけではなく、 コイル、基板、機構部品、組立、検査まで、 各工程を安定して生産できる体制が必要です。
B&PLUSでは、 自社生産設備と外部パートナーを組み合わせ、 1台単位の少量品・特殊仕様品から 量産製品まで柔軟に対応できる製造体制を整えています。
ワイヤレス給電製品には、 一般的な電子機器とは異なるコイルや磁性材料、 高周波回路などが含まれます。 それぞれに対応できる設備・工程を組み合わせています。
自動巻線設備を利用し、 整列巻・空芯巻など 多様なコイル形状を安定して製造します。
試作から量産まで対応するため、 電子基板の実装・製造設備を活用しています。
多数の型式・仕様を扱うため、 少量でも効率よく製造できるラインを構築しています。
フェライトコアや機構部品など、 ワイヤレス給電特有の部品加工にも対応します。
少量ラインとは別に、 大量受注へ対応する専用工程・生産体制も構築しています。
基板、樹脂、加工、ハーネスなど、 専門企業とも連携して生産能力を拡張します。
電磁誘導方式ワイヤレス給電の性能を左右する 重要部品の一つが送受電コイルです。
B&PLUSでは、 専用の自動コイル巻線設備を設置し、 高精度な整列巻、空芯巻などに対応しています。
コイル径、巻数、線材、形状などは、 製品ごとに異なります。 開発段階で決定した巻線仕様を 安定して製造工程へ移行できることが重要です。
特殊形状の試作から 継続的な量産まで、 用途に合わせた巻線条件を設定します。






ワイヤレス給電製品には、 電力変換、高周波、制御、通信など 複数の電子回路が使われます。
小型チップ部品にも対応できる 基板製造・実装設備を活用し、 開発段階の試作基板から 量産品まで対応します。
試作基板を短期間で製作できることで、 回路変更や評価結果を 次の試作へすばやく反映できます。
製品化後は、 社内設備と外部生産を使い分けながら 品質・数量・コストに合わせた 生産方法を選択します。






B&PLUSでは多くのワイヤレス給電製品と カスタム仕様を扱っています。 同一品を大量に作るだけではなく、 多品種を効率よく生産する仕組みが必要です。
少量品や特殊仕様品へ対応するため、 段取り替えを短くし、 多くの型式を切り替えながら 製造できるラインを構築しています。
多能工化、 電子作業要領書、 共通工程の自動化などを進め、 特定の作業者だけに依存しない 安定した生産を目指しています。
試作品や少量カスタム品など、 一般的な大量生産ラインでは対応しにくい製品も 生産できることが特徴です。




ワイヤレス給電では、 磁界を効率よく利用するため フェライトなどの磁性材料を使用する場合があります。
製品の性能や形状に合わせて 専用フェライトコアが必要になる場合があります。
開発段階では、 粉状のフェライト材料を成形し、 必要な形状へ加工して 試作・検証を行います。
形状を確認した後、 焼結工程などを経て 実際の磁気特性を評価します。
コイルだけでなく、 フェライト形状まで含めて検討することで、 製品サイズや磁界性能の最適化につなげます。






ワイヤレス給電製品では、 送受電部の位置関係やケース形状など、 機械的な構造も性能へ影響します。
製品形状の複雑化や 高い加工精度への要求に対応するため、 3軸マシニングセンタなどを活用しています。
試作段階で専用部品を製作し、 コイル、フェライト、ケース、 周囲金属などを含めた 実際の搭載状態で性能を確認します。
開発と加工を近い場所で行うことで、 設計変更を短期間で 次の試作へ反映できます。



製品開発では、 初期の数台と量産時では 最適な生産方法が異なります。 そのため数量に応じて工程を段階的に変更します。
多品種少量ラインとは別に、 大量生産に適した工程や治工具を構築します。
段取り時間の短縮、 作業工程の単純化、 専用治工具、 工程改善などを行い、 数量増加へ対応します。
試作段階から量産性を考慮することで、 製品仕様を維持しながら 効率的な生産工程へ移行します。



すべてを社内だけで行うのではなく、 製品、工程、数量に合わせて 外部専門企業とも連携しています。
試作、少量品、 特殊構造品、 開発段階で変更の多い製品などは、 社内設備を活用して柔軟に対応します。
基板、樹脂成形、 部品加工、ハーネスなど、 専門設備が必要な工程は 外部企業と連携します。
少量特殊品を無理に大量生産ラインへ流すのではなく、 反対に量産品をすべて社内少量ラインで製造するのでもありません。 数量・仕様・工程に合わせて 社内設備と外部ネットワークを組み合わせ、 品質・納期・コストのバランスを考えた生産体制を構築します。
B&PLUSの特徴は、 開発部門と生産部門が分断されず、 試作から量産まで一連の流れとして 製品化を進められることです。