ビーアンドプラスは、40年以上ワイヤレス給電の開発、生産を行うメーカーですが、大きく3つの特徴があります。
1.幅広い電力帯
2.多様な形状のワイヤレス給電の開発
3.電力と各種信号の非接触伝送を実現
幅広い電力帯 |
ワイヤレス給電は、医療用LEDに使われる数mWの小電力から車両充電の数kWの電力など幅広い電力領域で実用化が進められています。通常、どこかの電力帯に特化している場合が多いのですが、ビーアンドプラスでは、数mWから2kWまでの幅広い電力幅の製品群を取り揃え、試作開発、量産開発において、様々なお客様へワイヤレス給電の展開を行っています。
また、現在ではEV充電用に7.7kWのワイヤレス給電の開発も進めています。
ワイヤレス給電では求める電力帯が異なれば、使用する電圧や電流の制御方法も異なってきますが、5V/12V/24Vの標準電圧の供給の製品を多数開発しており、充電制御においては4.2V~60Vまでの幅広い充電電圧に対応した製品実績があります。これらの電圧以外にも、お客様のご要望を受け、350Vの電圧供給に対応したカスタム製品の開発など、様々なご要望に対応しております。
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数mWワイヤレス給電 | 24Wワイヤレス給電 | 120Wワイヤレス充電 | 1KWワイヤレス充電 |
多様な形状のワイヤレス給電の開発 |
世の中で一般的に展開されているのは、同一形状の送電部と受電部を1対1で向い合せたワイヤレス給電が主流ですが、活用方法に合わせ、多様な形状のワイヤレス給電の製品化を進めています。
ワイヤレス給電の自由度を生かすシーンとして、回転や移動などが非常に多いため、各種使用状況を想定しリング型やリニア型などの開発、製品化を実施。ワイヤレス給電の利点を最大限生かし、お客様がワイヤレス給電をご利用しやすいよう、日々取組みを行っております。
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標準型 | 嵌合型 | リング型 | リニア型 | エリア型 |
電力と各種信号の非接触伝送を実現 |
ビーアンドプラスでは、工業設備向けのワイヤレス給電のご要望が大きく、工場で使われるデジタル信号、アナログ信号から、フィールドバスなどのデータ信号など、様々な信号をワイヤレス給電と共に伝送する技術を構築しています。
「ワイヤレス給電のみ」を行う製品は、多くのメーカーが製造販売していますが、「ワイヤレス給電」と「ワイヤレス信号伝送」を同時に行う製品はビーアンドプラスオリジナルの技術(特許、実用新案を取得)です。通常、給電と信号を同時にワイヤレス伝送しようとすると、相互干渉でノイズが発生しますが、技術的ノウハウにより干渉を防いでいます。
近年では、工業用AGVを始め、各種モビリティーのワイヤレス充電が広がっており、それらの充電用途においてもこの信号通信技術を活用しています。バッテリーの状況を監視し、その信号をワイヤレスで伝送することで、常に最適なワイヤレス充電制御を行います。
また、工業用途や屋外用途では、耐環境性に強い製品を求められるため、防塵/防水性を向上させるモールド処理やケース製作、ケーブル選定など、トータル的なプロダクトとしてワイヤレス給電製品の御提案を実施しています。
その結果、当社のリモートシステムは、国内大手自動車メーカーや工作機メーカーを始め、海外でも広く使われており、技術力の高さからOEM製品の開発・製造依頼を受けることもあります。
工場用ワイヤレス給電製品「リモートシステム」の御紹介
ワイヤレス給電のものづくりを支えるビー・アンド・プラス