ワイヤレス給電とは?仕組み・特徴・方式をわかりやすく解説

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WIRELESS POWER TRANSFER

ワイヤレス給電/ワイヤレス充電とは?

ワイヤレス給電(Wireless Power Transfer:WPT)は、 ケーブルや金属接点を直接接続することなく、 空間を介して電力を伝送する技術です。 スマートフォンなど身近な充電用途から、 AGV・AMR、ロボット、ドローン、産業設備まで、 自動化・省人化を支える技術として活用分野が広がっています。

「ケーブルをつなぐ」「コネクタを差す」「バッテリーを交換する」。 こうした作業を減らし、 機器や設備の自動化につなげられることが ワイヤレス給電の大きなメリットです。

1 ワイヤレス給電でできること

金属接点を直接接触させないことで、 ケーブルやコネクタでは難しかった さまざまな給電方法を実現できます。

W

非接触で電力を伝送

送電部と受電部を直接接続することなく、 空間を介して電力を伝送します。

CASE

非金属を介した給電

樹脂・ガラスなどを介した給電が可能で、 密閉構造への電力供給にも応用できます。

WATER

水・油などの環境へ

接点を露出させる必要がなく、 水中や液体を扱う環境への応用が可能です。

ROTATE

回転・可動部への給電

回転・移動する機構へ、 接触させることなく電力を伝送できます。

AUTO

自動充電

AGV・AMR・ロボット・ドローンなどを 自動で充電するシステムへ展開できます。

CONTACT

接点トラブルを低減

金属接点の摩耗・腐食・接触不良を低減し、 メンテナンス削減につなげます。

2 広がるワイヤレス給電

「置くだけ充電」だけがワイヤレス給電ではありません。 自動化設備、移動体、回転部、密閉構造、特殊環境など、 ケーブルや金属接点を使いにくい場所で ワイヤレス給電のメリットを活かすことができます。

EV

モビリティ

EVや電動モビリティなど、 停止するだけで充電する仕組みへ。

AGV

AGV・AMR

停止・待機時間を利用した自動充電で、 無人搬送設備の連続運用を支えます。

ROBOT

ロボット

移動ロボット、レールロボット、 サービスロボットなどの自動充電へ。

DRONE

ドローン

自動帰還・着陸と組み合わせ、 人がバッテリーを交換しない運用へ。

FA

産業設備

半導体・工作機械・回転設備など、 接点を使いにくい装置へ。

SEA

水中・特殊環境

水中・海中、泥、粉塵、 密閉構造などへの給電にも応用できます。

3 ワイヤレス給電の基本イメージ

方式によって原理は異なりますが、 送電側で電力をワイヤレス伝送に適した状態へ変換し、 空間を介して受電側へ伝え、 再び電気として取り出します。

1

送電側

入力された電力を、 ワイヤレス伝送に適した状態へ変換します。

2

非接触で伝送

磁界・電界・電磁波などを利用して、 空間を介してエネルギーを伝えます。

3

受電側

受け取ったエネルギーを電力へ変換し、 機器の駆動やバッテリー充電に利用します。

4 ワイヤレス給電の主な方式

ワイヤレス給電には複数の方式があります。 必要電力、伝送距離、サイズ、効率、使用環境などによって 適した方式は異なります。

MAGNETIC FIELD

磁界方式

コイルにより発生させた磁界を利用して 電力を伝送する方式です。 産業用途を含め幅広く利用されています。

ELECTRIC FIELD

電界結合方式

電極間に発生する電界を利用して 電力を伝送する方式です。

MICROWAVE

マイクロ波方式

電磁波を利用し、 離れた場所へ電力を伝送する方式です。

5 ワイヤレス給電を使うときのポイント

ワイヤレス給電には多くのメリットがありますが、 実際のシステムでは用途・構造・使用環境に合わせた設計が重要です。

金属の影響

磁界を利用する方式では、 周囲の金属が電力伝送や発熱に影響する場合があります。

距離・位置ズレ

送受電間の距離や位置ズレによって、 伝送可能な電力や効率が変化します。

必要電力・サイズ

必要電力が大きくなるほど、 コイル・回路・放熱などを含めた設計が重要になります。

6 ワイヤレス給電の歴史

空間を介した電力伝送につながる技術は、 19世紀の電磁誘導の発見から長い年月をかけて発展してきました。

19世紀

電磁誘導の発見

ファラデーによって電気と磁界の関係が解明され、 発電機や変圧器などの基礎につながりました。

19~20世紀

ニコラ・テスラ

無線によるエネルギー伝送の研究・構想が進められました。

2000年代

研究・規格化

共鳴技術などの研究が進み、 民生分野でもワイヤレス充電の規格化が進展しました。

現在

産業・モビリティへ

AGV・AMR、ロボット、ドローンなど、 産業・モビリティ分野へ用途が広がっています。

7 B&PLUSのワイヤレス給電

B&PLUSでは産業用途を中心に、 小型給電から大電力、自動充電、回転・可動部、 ロボット・ドローン、水中など、 用途に合わせたワイヤレス給電を開発しています。

B&PLUS WIRELESS POWER

給電をワイヤレスに。
そして、充電作業そのものを自動化へ。

標準製品だけでなく、 必要電力、距離、位置ズレ、サイズ、重量、使用環境などに合わせ、 試作・カスタム開発にも対応します。

MOVE 移動・作業
→
RETURN 所定位置へ
→
CHARGE 自動充電
→
RESTART 次の動作へ
01

小型から大電力まで

小型センサ向けから、 AGV・AMRやロボット、ドローンの バッテリー充電まで幅広く検討できます。

02

位置ズレ・環境条件へ対応

位置ズレ、距離、水、油、粉塵、 回転・可動部など、 実際の設備条件に合わせて設計します。

03

試作から製品化まで

評価機・実証機の試作から、 製品設計・量産を見据えた開発まで対応します。

小型・薄型 大電力 位置ズレ対応 自動充電 AGV・AMR ロボット ドローン 回転・可動部 水中・海中 特殊環境

8 ワイヤレス給電をもっと詳しく知る

用途、方式、B&PLUSの技術、 開発・生産体制について、 それぞれのページで詳しく紹介しています。

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必要電力、伝送距離、位置ズレ、設置スペース、 重量、使用環境などを伺い、 製品選定から試作・カスタム開発までご提案します。

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