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導入事例
2023/12/12

劇的改善シリーズ第4回! AGVの正しい位置情報をモニタリングできました!

最新情報

今回のお客様について

国内の搬送装置メーカー D社ではAGV(無人搬送車)を製造・販売しています。
D社様はお客様のご要望にお応えしたカスタマイズしたAGVを得意とし、主に自動車・自動車部品の製造現場で採用されています。

お客様のお困りごと

D社様のお客様では複数台のAGVを同じ製造現場に導入して使用しています。それぞれのAGVがどこの工程(場所)で停止あるいは走行しているのか位置を確認することで、作業のモニタリングをしています。これまでは位置確認の手段としてAGV側に搭載された磁気センサが床面に張り付けた磁気カード検知し、その数を加算し、位置情報を得ていました。

しかし、AGVが磁気カードを読み飛ばすことがあり、正しい位置情報が得られない状況が発生していました。また、お客様が製造工程の追加・変更を行う場合には磁器カードの付け替え等、面倒な作業が必要でした。

改善策

簡単ID 8ビットシステムを採用し、AGV側にIDリーダ、AGVを誘導する磁気テープの上にIDタグを貼りつけました。
AGVは走行中にIDリーダでIDタグを読み込み、ビット情報を取得することで絶対的な位置を認識することができるようになりました。

うれしさ

改善策の導入により、AGVが床面のIDタグを読み飛ばしても、次のIDタグのビット情報を検知すれば絶対的な位置情報が得られるようになり、AGVの位置が正確に把握できるようになりました。
また、製造工程の追加・変更の際には、IDリーダライタとノートPCを使い、現場でIDタグを床面に貼ったままビット情報を簡単に書き換えが出来ます。これにより面倒なIDタグの付け替えなどが不要になりました。

今回の使用機器

・IDリーダ/8ビット 円柱型

・IDタグ
搬送装置メーカー様で準備
※弊社既定のICチップを使用していれば、他社製IDタグも使用いただけます。

・IDリーダライタ

簡単ID ビットシステム:https://www.b-plus-kk.jp/product/rfid/bpid-8.html

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