全方向で自由なワイヤレス給電が可能!360°全方位に対応した電界結合技術を実現!!

全方位型ワイヤレス給電を特殊電極構造を用いて実現
今回、新たに開発した多面電極構造を用いる事で、従来の方式では難しかった受電電極の角度を問わない給電を可能にしました。以下の写真のように電極を多面状で構築することで、いずれかの送電電極部と受電電極部が対向し、360°どの方向でもワイヤレス給電が成立します。
従来の電極構造と新型構造との比較
電界結合方式は、コンデンサと同じ原理を使ったワイヤレス給電の方式です。概念図に示す通り、絶縁層(空気)を挟んだ送電側(青色)と受電側(緑色)の電極に高周波を流し、近づいた際に電界を介して電力伝送をします。
さらに詳細の技術解説はこちらから
⇒https://www.b-plus-kk.jp/wireless_1/wireless_2_1.html
従来電極型と多面電極型を比較した写真です。従来電極型は、送電電極2枚、受電電極2枚が対向することで電界結合が起こり、ワイヤレス給電が成立します。一方、多面電極型では、電極を細かく分ける構造を取っており、いずれかの電極が対向することでワイヤレス給電をします。
従来型の電極では、受電側の電極位置や角度が変わると、電極同士の位置関係が変わり、どうしても電極同士が対向しなくなる為、ワイヤレス給電が成立しなくなります。一方、構造上、多面電極は電極同士の位置関係が変っても、ワイヤレス給電を継続することができます。
拡張性の高い電界結合方式
電磁誘導方式と比較して、平面的な位置自由度が高い事、複数受電部への給電が可能、電極部を延長して送電エリアを広げやすいなどのメリットがあります。今回の多面電極方式でもそれらの特長を持っており、送電電極を延長し、給電エリアを替えたり、複数の受電デバイスへの給電を可能にしています。
実物のデモサンプルなどもございますので、是非お気軽にお問合せ下さい!
これらの電界結合方式技術を用いて、平面上で自由に設置できるライトや電源端末などの試作開発をユーザー向けに進めるとともに、平面上でどこでも給電できるようなスタンドライトなどのデモ機の開発を進めています。また、更なる技術開発として、より大きな電力伝送の実現や伝送距離の拡張研究を実施中です。
B&PLUSのワイヤレス給電ショールーム(大宮)では、今回開発した360°電界結合⽅式ワイヤレス給電を始めとした様々なデモ機を展⽰しております。ワイヤレス給電製品のカスタム対応や、実物を⾒て触って頂く事が可能ですので、御希望のお客様はお気軽にお問合せ下さい。
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