耐環境性&高速動作も検出!非接触誘導式リニアスケール「TF1シリーズ」
製造ラインでは、温度変化や振動、水分・粉塵・汚れといった要因に加え、磁性体の影響など、センサにとって厳しい環境がつきものです。
Novotechnik社の TF1シリーズは、そんな環境でも動作するように設計された、誘導方式・完全非接触のリニアスケールです。厳しい環境でも安定して動作し、最大移動速度10m/sの高速動作にも対応。今回は、その特長をご紹介します!
TF1の特長
-
長寿命・誘導式で磁場耐性あり
検出体に金属(ポジションマーカー)を取り付け、センサの上部を移動させることで、誘導式で位置を検出します。そのため、機械的な摩耗がなく長寿命です。また、磁石を使わない構造のため磁場の影響を受けにくく、工作機械や金属加工機の測定にも適しています。
-
高精度で、高速動作に対応
位置変化をリアルタイムに検出し、高速動作機構の制御(サーボ軸フィードバックなど)に最適です。
・更新レート:10 kHz
・信号遅延:1 ms以下
・測定対象:最大移動速度 10 m/s、加速度 200 m/s²
・分解能:最大1 µm -
高い環境耐性
水や粉塵、高低温、振動、汚れなど、悪環境下でも使用できるよう設計されています。
・防水防塵(IP67)
・広い使用温度範囲 (−40 ~ +85℃、温度ドリフト<15 ppm/K)
・IEC 60068準拠の耐衝撃(100 g)、耐振動(20 g)性能
・検出体とセンサ本体が非接触で、グリス汚れやダストに強い
・磁場に強く、モータ、ソレノイド、サーボ周辺や、切粉環境でも使用可能

-
多彩な通信インターフェース
豊富なインターフェースで、既存のシステムに柔軟に組み込めます。
・電圧(0–10 V)
・電流(4–20 mA)
・SSI
・CANopen
・IO-LinkIO-LinkとCANopenは、位置・速度・温度を同時出力できます。
また、ステータスLEDを搭載しており、動作状態を目視で確認することも可能です。
-
設置と調整が容易
センサと検出体の位置ずれは、±2 mmまで許容。
検出範囲とゼロ点の設定も可能なため、設置の調整が容易です。測定長は100〜1000mmまで対応し、装置のサイズや用途に合わせて選択できます。また、調整クランプ付属で、位置を微調整しながら設置可能です。WebからCADデータもダウンロード可能できます。
TF1シリーズのデータシートはこちらからご覧ください!
動画でも実際の動作をご紹介しています↓
お問い合わせはこちら
リニアスケールの選定や仕様に関するご相談、既存システムへの適用検討なども承っております。
測定環境や用途に合わせた最適な構成をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
http://novotechnik.jp/ |
Category
- お知らせ (379)
- 製品ニュース (216)
- 営業のおすすめ! (116)
- 導入事例 (98)
- ワイヤレス新技術 (93)
- AGV充電関連 (64)
- News(En) (50)
- アプリケーション (41)
- Application(En) (34)
- Novotechnik関連 (33)
- 導入事例 AGV関連 (24)
- AGV(En) (16)
- IDシステム (13)
- WPT(En) (11)
- ID(En) (5)
Tags
- ワイヤレス給電&信号伝送システム (128)
- 新技術 (101)
- ワイヤレス充電 (94)
- AGV (72)
- 営業のおすすめ (70)
- IDシステム (49)
- 移動 (46)
- 搬送ライン (40)
- ロボット (38)
- 回転 (37)
- 識別管理 (37)
- その他生産現場 (35)
- 着脱 (33)
- 自動車 (31)
- 展示会情報 (31)
- B&PLUSの紹介 (30)
- recommend (27)
- Automotive factory (27)
- カスタム (20)
- 自由研究 (16)

