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導入事例
2020/08/24

【導入事例】有限会社システム技電様の非接触電力伝送電源装置に採用されました

最新情報

 

有限会社システム技電様の概要

弱電設備、通信設備の防雷対策に長年の実績があります。主に産業技術総合研究所様、気象庁様、名古屋大学様、他研究機関様のボアホールひずみ計や地震観測機器に関して雷害から守る手法であるSGSPS(SystemGiden Surge Protection System)の考えで取り組んでいます。
※SGSPSとは防雷のため接地法、配線法、最適なSPD選定、機器の強固な耐サージ設計すべての考えを基にして総合的に防雷システムを構築する考えです。


【Q1】

システム技電様の非接触電力伝送電源装置の特長について教えてください。

【A1】

一般的にボアホールひずみ計や地震観測機器等は地下100m~800m程度のボーリング孔(ボアホール)に埋設して観測します。特にボアホールひずみ計の場合は地下にセメントで埋めて永久固定します。地下への電源供給はメタル線を使うため、地上で発生した雷サージが地下機器に進入する恐れが高いです。 このため非接触電力伝送装置の電力供給側をベースに、負荷給電側をリモートにすることにより 完全にボアホール機器電源が地上の商用系機器とアイソレーションされ、サージの侵入の恐れがなくなります。

ボアホールひずみ計の埋設作業状況 ■地殻活動総合観測装置(地上部)

システム技電様  

【Q2】

B&PLUSの120Wワイヤレス充電システム採用の経緯を教えてください。

【A2】

ワイヤレス充電システムの採用前は、弊社独自の防雷電源装置(DCUPS)を製作していましたが、使用するリレー等が製造中止となり、ワイヤレス給電の検討を始めました。貴社名古屋での展示会で拝見して検討し、弊社のシステムに合致することを確認しました。顧客である産業技術総合研究所様から、ワイヤレス充電システムを使用した地殻活動観測用電源の実証試験をご下命いただき、他の観測付帯設備に影響を与えないことを確認し、問題ないため本格採用となりました。

SYSTG-WPT01内の120Wワイヤレス充電

事例紹介

【Q3】

ワイヤレス充電システムを採用されてから、どのようなメリットがありましたか?

【A3】

1. 防雷の信頼度が上がりお客様の安心感が強まった
2. 部品点数が激減する設計が可能また製造時間の短縮
3. リレー等の摩耗部品が不要で信頼度が上がる
4. フローティング充電可能なのでバッテリ寿命が延び、保守維持費が安い
5. 交互充放電式に比べバッテリ個数が半分で済む
6. フローティング充電可能なので停電時瞬断がない 
   

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【システム技電
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