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ワイヤレス新技術
2026/10/08

5.7GHz帯マイクロ波で挑む、長距離ワイヤレス給電の開発

最新情報

B&PLUSでは、工場や物流倉庫などの製造現場向けに、5.7GHz帯のマイクロ波を利用した、高出力かつ長距離のワイヤレス給電(WPT)システムの開発を進めています。
製造現場で活用されるIoT機器への電力供給をワイヤレス化し、電池交換などのメンテナンス負担を軽減することで、IoT運用の自動化や製造現場の省力化への貢献を目指しています。
また、この取り組みは「令和8年度埼玉県新技術・新製品開発支援補助金」に採択されました。
 

開発の背景

現在、国内の長距離WPTシステムでは、オフィスなどでの温度や湿度のセンシングといった低消費電力のIoT用途向けに、920MHz帯を利用した製品の導入が進んでいます。
一方、工場や倉庫における予知保全や状態監視へのAIの活用に向けては、現場のIoT機器から頻繁にデータを収集する必要があります。
そのため、従来の920MHz帯と比較して、より高出力なWPTを求める声が高まっています。
 

5.7GHz帯 高出力・長距離ワイヤレス給電システムの開発

今回採択された事業テーマ「5.7GHz帯高出力長距離ワイヤレス給電システムの開発」では、5.7GHz帯の高周波特性を活かして高利得な送電アンテナを形成し、920MHz帯WPTと同等のアンテナサイズにおいて、現状では無人の管理環境エリア内に限られますが、2000倍以上の電力供給を目指します。
また、将来の製造現場への設置を想定し、WPTシステムの小型化・低消費電力化に向けて、増幅器の高出力化と高効率化に取り組みます。
これらの技術開発に加え、試作機による実証試験を通して、製造現場で求められる機能の実装も進めていきます。

5.7GHz帯
 

想定するアプリケーション

長距離WPTの用途として、製造装置の予知保全や、加工品の品質管理に使用するIoT機器への電力供給などが挙げられます。
特に、これらの用途の中でも、回転部や移動部のセンシングではIoT機器の電池交換頻度が高くなるため、1m前後の送電距離と数百mWレベルの消費電力に対応する必要があります。
そのため、マイクロ波による長距離WPTへの期待が高まっています。

導入イメージ

5.7GHz帯長距離WPTの導入イメージ

 

今後の展開

今後は試作機による実証試験を進めながら、ユーザーによる試験導入やPoC(概念実証)への活用を見据えた開発を進めていきます。 また、今回の取り組みの開発成果をもとに、実験試験局に対応した製品のリリースも予定しています。
製造現場でのAI導入に不可欠なIoTの運用自動化をサポートする長距離WPTシステムを開発し、製造現場の効率化や省力化に貢献していきます。

PR TIMES掲載情報


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Developing High-Power, Long-Range Wireless Power Transfer Using 5.7 GHz


B&PLUS is developing a high-power, long-range wireless power transfer (WPT) system using 5.7 GHz microwave technology for industrial applications, including factories and warehouses.

This development project has been selected for Saitama Prefecture's FY2026 New Technology and Product Development Subsidy Program.

Through this project, we aim to reduce battery replacement and maintenance requirements for IoT devices, contributing to greater efficiency and automation in industrial environments.

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