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導入事例
2025/10/17

【導入事例】製造ラインの搬送を自動化!自社で「ワイヤレス充電付 KeiganALI」を試験導入

最新情報

当社では、自律走行搬送ロボットAMR「KeiganALI」と専用のワイヤレス充電器を販売しています。
導入サポートの精度を高めるため、自社の製造ラインでも試験的に導入しました。
“まずは動かしてみる”ところから始めた今回の取り組みでは、
現場での動きや使い勝手を実際に確認することができました。

 

■ KeiganALIとは?

KeiganALI(ケイガン・アリ)は、設定が簡単で手軽に導入ができる自律走行搬送ロボット(AMR)です。

本体に搭載されたレーザーセンサーが周囲をスキャンし、自動で地図を作成。
その地図をもとに、タブレットやスマートフォンなどから搬送タスクを登録できます。
作業者はボタンを押すだけでAMRを呼び出して搬送を指示できます。 

また、上部には搬送用途に合わせてラックや治具などのアタッチメントを取り付けることができ、
工程間搬送やRFIDを用いた棚卸など、様々な用途に活用できます。

▲アタッチメント装着例

 

ワイヤレス充電付で運用がさらに安心・効率的に

当社が提供する「KeiganALI」は、ワイヤレス充電機能を搭載可能です。
充電端子の抜き差しが不要なため、ロボットは作業の合間に自動で充電ステーションへ戻り、翌朝には常に満充電の状態で稼働を開始します。

この機能により、「バッテリー切れで途中停止する」「充電忘れで朝から使えない」といった心配がなくなり、24時間安定した自動搬送が可能になります。

さらに、ワイヤレス充電ユニットは当社の自社製品を組み合わせて実現しており、自動化効果をより一層高めるプラスαの価値を提供しています。
ワイヤレス充電付きモデルは当社のみの提供であり、他社では手に入らない独自仕様です。

 

無理なく始められた自動搬送

これまで当社の製造ラインでは、工程間の搬送を1日約25回、台車を使って人が往復していました。

KeiganALI導入後は、ラックに搬送物を積んで、タブレットのボタンを押すだけ。
AMRが自動で製品を次工程まで運びます。

操作が簡単なため、特別なトレーニングも不要でした。
スタッフがそのまま使い始めることができ、導入初日から安定して稼働しています。

 

■ 現場スタッフの声

「体力的な負担が減りました。ラックに載せてボタンを押すだけでいいので、とても楽です。」
「以前は”ある程度溜まってから持っていこう”と搬送のタイミングを考えていましたが、今は自由なタイミングで運べます。自分の作業に集中できるようになりました。」

取材中もKeiganALIは荷物を運んでおり、ラインの流れを妨げることなく、自然に工程の一部として動いていました。

 

■ 導入担当者の声

導入を担当した社員からは、次のようなコメントがありました。

「小回りが利くのでルート設計がしやすく、人とすれ違っても安全に避けてくれます。部門ごとに必要な機能だけ設定し、誤作動も防げました。」

実際の運用では、走行ルートの調整も容易で、人の動線と干渉することなく自然に搬送が行えています。
大規模なインフラ整備不要で導入でき、“現場に合わせて使えるAMR”としての強みが感じられました。

 

■ 導入して感じたこと

KeiganALIの最大の特徴は、既存設備に後付けできる柔軟さです。
大掛かりなシステム構築をせずに導入できるため、「まずは1台から試したい」という企業様にも適しています。

また、今回の社内導入を通じて、“KeiganALIの導入ハードルは思ったより低い”ことを実感しました。
日々の搬送業務に少しずつ馴染み、作業の流れを安定させています。

 

■ その他の導入事例

KeiganALIは搬送のほか、自動棚卸の導入実績もございます。
動画でご紹介していますので、ぜひご覧ください!

 

■ お問い合わせはこちらから

KeiganALIは、大規模な自動化だけでなく、「日常業務をもう少しスムーズにしたい」という現場にも最適です。
現場の人手不足や搬送の手間を感じている企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

ワイヤレス充電に関するお問い合わせはこちらから