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2021/07/19

【連載企画】第6回<TF-1製品紹介> リニアスケール・角度センサのnovotechnik社を国内正規代理店 B&PLUS営業Nが本音で紹介します!

最新情報

いつもお世話になり、ありがとうございます。
B&PLUS営業のNと申します。
回を重ねて6回目となりました本コーナー、今回も前回に続いてnovotechnik社のユニークな製品について、国内正規代理店だから知るエピソード等を交えながら、順次、紹介させていただきます。よろしくお願いします。

製品紹介 非接触リニアスケール TF-1シリーズ

製品紹介の4回目となる今回は「非接触リニアスケールTF-1シリーズ」について紹介します。
この製品は2018年発売の新しい製品です。まだ国内での販売実績は少ないですが、海外では「リニアドライブ」「射出成形機」「ダイカストマシン」「パンチングマシン」「包装機械」「木工機械」等、多種多様な装置のストローク制御に採用されています。
本製品(TF-1シリーズ)をご覧いただき、良く知った方は「磁歪式リニアスケールと何か違うの?」と思われるかもしれません。
私からの回答は「違います!」となります。

 

TF-1シリーズと磁歪式リニアセンサの違いについてご紹介いたします!

  1. 構造
    TF-1シリーズの測定原理は「電磁誘導」を採用しています。各社から「磁歪式リニアスケール」が発売されており、novotechnik社にもTP1シリーズがあります。TF-1シリーズは磁歪式リニアスケールに比べ磁気(磁性材)に対する影響を受けにくいシンプルな構造で故障リスクの少ない製品です。また、構造がシンプルなため小型化が可能となり、TP1シリーズと比べ、約20%薄型になっています。

  2. 応答性
    TF-1シリーズは10KHzの高速でデータ更新します。一般的な磁歪式リニアスケールの更新レートが1~2KHzですので5~10倍高速です。高速データ更新によりフィードバック制御を必要とする機械・装置ではターゲットとする位置に高速でアプローチが可能となります。これによってサイクルタイムの向上が可能です。

  3. 価格
    TF-1シリーズは磁歪式のTP1シリーズに比べ、お値段は若干高めです。例えば、国内で採用頻度の高いアナログ出力(電圧・電流)の同じ長さで比較した場合、TF-1シリーズの方が約5%~15%高価です。上記のサイクルタイムの向上によるメリットをこの価格差で採用するか否かはお客様次第です!

TF-1シリーズのデータシートはこちらご覧いただけます。 

 

TF-1シリーズの動画はこちら  からご覧いただけます。 

その他のリニアセンサはこちらからご覧いただけます。

次回もnovotechnik社のユニークな製品について順次ご紹介させていただく予定です。お楽しみに…
弊社、B&PLUSはnovotechnik社の国内正規代理店です。製品の詳しい仕様を紹介しているHPをご用意しています。
このページには、導入事例、紹介動画などの情報がたくさんありますので、ぜひご覧ください。

novotechnik
http://novotechnik.jp/

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