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ワイヤレス新技術
2024/04/23

EV向けワイヤレス充電コイル試作開発サービスのお知らせ

最新情報

SAE規格に準拠したEV向けコイルを始め各種コイル試作を提供

B&PLUSではAGVや電動アシスト自転車、電動キックボード、ドローンなどの様々なモビリティー向けのワイヤレス給電の開発に加え、EV向けのワイヤレス充電の開発もお客様と一緒に進めています。その中で、当社の技術を生かし、各企業様、研究機関様のご要望を受けEV向けのワイヤレス充電の試作開発も進めています。
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SAE J2954規格 WPT2用コイル

SAE J2954規格対応のWPT1/WPT2コイルを始め、ご要望の形状に合わせたコイルなどの検討及び試作を行っています。

SAE規格とは

SAE Internationalは、自動車や航空機をはじめとする関連技術の技術者、専門家が参加している世界規模の団体です。この団体の中で自動車用WPT規格が議論されており、米国標準の規格としてSAEJ2954内に様々な要件が定められており、コイルの構造の定義も決められています。
充電方法や電力により、WPT1~WPT4に分けられており、それぞれの規定が定められています。
※継続して議論されている内容もあり。

  WPT1・・・乗用車向け/最大電力3.7kW
  WPT2・・・乗用車向け/最大電力7.7kW
  WPT3・・・乗用車向け/最大電力11W
  WPT4・・・大型車向け/最大電力22kW

また、地上高クラスとして、地上から2次側コイルまでの単位により3つのクラス(Z-クラス)に分けられています。

  Z1・・・100~150mm
  Z2・・・140~210mm
  Z3・・・170~250mm

小型モビリティーを始めとしたさまざまなEV向け試作開発、実証試験を実施

B&PLUSでは電動トゥクトゥクからミニカーなどの小型EV車両を始め、様々なEV向け充電への取り組みを進めています。本社敷地内には、ミニカー及び電動トゥクトゥクのワイヤレス充電を設置、展示しており、自動運用へのトライを進めています。

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 また、これらのワイヤレス充電ポートはソーラーステーションと合わせ設置されており、エナジーハーベストにより生み出した電力をワイヤレスでモビリティーへ充電するゼロエミッション型完全自動の充電システムを構築しています。

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